帰省日記 京都東山
2008年 11月 23日
昨年春、帰省した時、両親から今度は紅葉が綺麗な時期においでと言われていたので
ずっとこの日を楽しみに、紅葉の美しい時期を選びました。
京都の紅葉は独身時代、大学やOL時代のお友達と行きましたが
結婚してからは、季節のいい時期にはなかなか帰省できず
ようやく実現しました。
朝早く新幹線に乗って11時に京都に着き早々と昼食をとって清水さんの向こう側に位置する清閑寺へ。
静かなひっそりとしたお寺で私と両親、年配の方だけでした。
平家の物語で有名な高倉天皇のゆかりのお寺。
そこから、細い山道を歩くこと数分、子安の塔をめざしました。
子安の塔からの眺めは、私が全く予想していなかった美しい景色が目に飛び込んできました。
なんと目の前は、清水寺です。
清水さんからの反対側から見える景色もまた格別!!
いつもと違った風景と美しい紅葉のコントラストにも感動しました。
これは、清水さんの舞台を斜め側から見た風景
眼下には京都の街が見えます。
遠くで霞んで見えるのはろうそくの形で有名な
京都のランドマーク京都タワー
清水さんを後にして産寧坂を下り、
お土産物屋さんを見ながら
高台寺は、豊臣秀吉の妻のねねのお寺
美しく手入れされた庭園やお茶室、傘亭、時雨亭が有名です。
白壁と紅葉のコントラストが美しい。
途中舞妓さんの姿が見えたのであわててカメラを向けたのですが少し遅かったです。
でも後ろ姿だけでも。
実は私、小さい頃なりたかったのが舞妓さん。
美しい着物姿に憧れを持っていてそれを知った両親は、あんたには無理だからやめてくれと言ったとか。
一度でいいから、長い振袖を着て日本髪を結い真っ白にお化粧して、こっぽりを履いて京都の街を歩いてみたかったなぁ~
今は、簡単ににわか舞妓になれます。
京都の街を散策していてもそういう女の子、何人も出会いました。
でもなぜか本物の舞妓さんじゃないなってすぐわかるんですよ。
着物やお化粧、所作、振る舞いがなんとなく違う。中には見間違うようなかわいいにわか舞妓さんもいてて観光客の写真に応じていました。
和装のカップルや和装の修学旅行生もいたり、京都の街は華やかで。
秋の紅葉と共に気持ちも華やぎます。
これは、有名なお茶室、時雨亭
高台寺を後にして歩いていくと
円山公園にある、ひときわ目を惹く洋館があります。
長楽館。
これは、明治時代、日本の煙草王と呼ばれた村井吉兵衛が建てた迎賓館。
現在はレストランやティールーム、ホテルとして営業しています。
フランスのロココ様式、ネオクらシック、アールヌーボーなどの建築美術が目を見張ります。
私たちは、ティールームで紅茶とマカロンをたのみました。
長い間歩いたので温かい紅茶でほっこりしました。
17日は少し曇り日だったけどぽかぽか陽気で京都の秋を満喫してきました。