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四季を感じる日々の暮らしを綴っていきます。大好きな京都、鎌倉、花、甘いもの、そして アンティーク。過去記事にもお気軽にコメントどうぞ。


by noyuri
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鎌倉文学館へ

5月の終わりに、もう梅雨入りしてしまいましたね。
早いもので6月になりました。

まだまだアップしていないおでかけの記事があるのですが、季節の移り替わりも早いので
先にお花の記事を更新しなくては・・・

いよいよ季節は、春から初夏、梅雨に突入。
じめじめ雨が多い季節は、どうも苦手ですが。
この時期には、紫陽花の花も見ごろになるのでまた紫陽花を求めて散策に行く予定です。

その前に、5月末梅雨入り直後、友人と鎌倉文学館にバラを見に行ってきました。
鎌倉文学館入り口からすぐのトンネル「招鶴洞」をくぐりぬけると

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まるでタイムスリップしたかのような洋風と和風建築が混在した青色の洋館が現れます。


鎌倉文学館へ_c0087094_14362781.jpg


朝から小雨混じりの風が吹いて、少し心配だったけど
鎌倉駅に着くと、雨もやんで予想よりも天気が穏やかだったので一安心。
江ノ電に乗り込んで由比ガ浜駅で下車して数分、鎌倉文学館に到着。

入り口で、バラの咲き具合は2割と表示されていました。
今年の春は桜の開花が早くてその後、躑躅やいろいろな花々の開花も前倒し。
バラも5月下旬には、平年だいたい見ごろですが、今年はもうバラのシーズンも終わりのようです。

それでも気を取り直して、文学館のお庭に入ると、
昨夜の雨で濡れた緑がいっそう鮮やかになって
バラの花も色とりどりに美しく咲きそろっていました。

鎌倉文学館へ_c0087094_14452164.jpg


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雨露に濡れたバラの花びらが、鮮やかに活き活きと咲き揃っていました。

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曇りの日は、お花の撮影にとってはベストなのかもしれませんね。
色が飛ばすに鮮やかな色がそのままに映しだされてよかった。

上段右端の濃いピンク色のミニバラは、「鎌倉小町」というそうです。
下段の右端の薄いピンク色のミニバラは、まだ名前がついていなくて
今年の鎌倉文学館のバラまつりで名前を募集しているそうです。

鎌倉文学館へ_c0087094_14514450.jpg


鎌倉文学館加賀藩、旧前田侯爵家の別邸。
明治23年15代当主が建てられたそうですが、明治43年類焼により焼失。
後に洋風に改築。
昭和11年16代当主によって、全面改装、現在に至る。
第二次大戦後、デンマーク公使や佐藤栄作元首相が、別邸を借りて別荘として使用していたそうです。
三島由紀夫は、小説「春の雪」に登場する別荘をこの別邸をモデルに書いているそうです。

内部は、アールデコ様式も見られるが和風様式を随所に取り入れています。

館内は、鎌倉ゆかりの文士の原稿や愛用品を展示しています。


鎌倉ゆかりの文学者たち
夏目漱石、佐佐木信綱、高見順、源実朝、太宰治、立原正秋、高浜虚子、吉屋信子、三島由紀夫、
川端康成、与謝野晶子、大佛次郎、小林秀雄、芥川龍之介、武者小路実篤、久米正雄、泉鏡花、
島崎藤村、有島武郎、萩原朔太郎、中原中也、星野立子、小津安二郎 他多数
by strawberryfield_b | 2013-06-02 15:32 | 鎌倉