初夏の京都散策 ⑤無鄰菴
2014年 06月 27日
初夏の美しいお庭を観に無鄰菴へ行きました。
何人かの京都ブロガーさんのお写真を拝見して、こちらもずっと行ってみたかった場所。
明治27年~29年に元老 山縣有朋が京都に造営した別荘です。
庭園は、有朋自ら設計、監督し 造園家 小川治兵衛が作庭したもので
緩やかな傾斜地に東山を借景とし、疎水の水を取り入れ、三段の滝、池、芝生を配した
池泉式庭園です。
建物は簡素な木造二階建ての母屋、薮内旧燕庵を模して造られた茶室、2階建ての洋館があります。
洋館の2階は、江戸時代狩野派による金碧花鳥図障壁画で飾られた部屋があり
ここで明治36年4月21日
元老 山縣有朋、政友会総裁 伊藤博文、
総理大臣 桂太郎、外務大臣 小村寿太郎の4人によって
日露開戦直前の外交方針を決める「無鄰菴 会議」が開かれています。
(HPから一部文章を抜粋しています。)
三段の滝
疎水の水を取りいれた滝や池が特にこの時期は緑に映えて美しいです。
新緑と芝生、菖蒲
別の方向から眺めても美しい佇まいです。
この季節は青もみじが美しく
秋には、また格別な景色なんだろうなと
また、再訪してみたい場所になりました。
無鄰菴のすぐ近くに有名な料亭がありました。
美しい佇まいの建物、外観だけですが撮影しました。