先日行った「をくづれ水仙郷」で買った水仙の花束を
暖かなリビングに置くと
花の寿命が短くなりますが、
優しい水仙の香りを愉しみたくて
光がたくさん入るリビングルームに飾りました。
クリスマスから年末、お正月にかけて
華やかに飾ったので
グレイのキルトのマット、ピューターの水差し、黒いキャンドルスタンドを合わせて
年明けは、少しシックにコーディネートしてみました。
黒いフランスのフレームは、5年ほど前に
気に入って買ったのに、白い色中心でコーディネートしているインテリアには
なんだか、合わずにずっと押入れに仕舞っていたものなんです。
黒のキャンドルスタンドは、バーゲンセールで出会った現行品ですが、
黒、グレイの雑貨と黒のフレームを一緒に
置いてみるとしっくりきたので
ようやく日の目を見ることが出来ました。
今年は未年なので羊毛のひつじが大活躍、
イギリスの陶器瓶に水仙を活けました。
素朴なぽってりした陶器ともよく合います。
アンティークにはまり始めた頃、
イギリスの栄養剤入りの瓶が大流行しました。
わが家は、イギリス、フランス、和もの、現行品などなど 多国籍ですが、
好きなものは、何年経っても自分の中では色褪せないようです。
(たまに失敗とかはありますが)
15日が過ぎて
お正月気分もそろそろ終わりですが
まだまだ和のコーナも健在です。
沖縄で買った花瓶、下に敷いてあるのは
母、手製の帯のテーブルセンター。
冬水仙は、和の花ですが
こうしてみると洋物との相性も良いですね。
一束、とてもお安く購入した水仙ですが
花がある生活は心にゆとりや潤いが持てるような気がします。
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1月17日
20年前の今日は、阪神淡路大震災が起こりました。
6434名の尊い命が失われ
愛する家族、平穏な日常が一瞬のうちに消えて亡くなりました。
20年経ち、神戸の街並みは、新しく生まれ変わりました。
道幅も広く整備されて、新しいビルが建ち並び
ハード面は復興して震災前と変わらぬような状態に見えますが
未だ、震災による心の傷が癒えず
不自由な暮らしを強いられている方々がたくさんいらっしゃいます。
そういう方々の日々の暮らしやソフト面のケアが
改善されるようにならなければ、真の復興まで
まだまだ道のりは遠いように思えます。
心から亡くなった方々へのご冥福をお祈りするとともに
この震災を風化させないように後世に伝えていかなければならないと思います。
現在、神戸では、震災を知らない世代が人口の4割なのだそうです。
ここ、数年、神戸に帰る機会も増えて思うことですが
一見して街は綺麗ですが
街の活気が年々失われてきているように感じます。
箱ものはできていても
中身が機能しなければ意味は成さないのです。
臼井さんが作られた曲
東日本大震災の東北の被災地の子供たちをはじめ
世界の国々の言葉に訳されて歌われています。
神戸で毎年12月に行われる「ルミナリエ」や
追悼式典でも歌われています。