京都 桜紀行 2015 退蔵院 ⑤
2015年 04月 25日
お気に入りの桜ショット&春のお出かけショット!
少し雨宿りも兼ねて
京都 桜紀行 後篇
4月10日
再び京都へ。
この日はあいにくの雨模様。
今年、桜の頃は雨が多くて。。。
昨年のように青空とともに桜を観ることはできませんでした。
春の雨は、しっとりとした気持ちにさせてくれます。
京都の由緒ある古刹で愛でる八重紅枝垂れは格別な趣きがありました。
午前中は、龍安寺に行き、
午後からは、妙心寺、塔頭寺院 退蔵院へ。
妙心寺は臨済宗大本山で
山内は、石畳で結ばれ46もの塔頭寺院があります。
退蔵院は、1404年に建立されました。
余香苑の八重紅枝垂れ桜を観に行きました。
2013年春、JR東海のCM「そうだ、京都行こう」のキャンペーンCMでもお馴染みの桜です。
優雅な紅枝垂れ桜、
ずっと観てみたいと願っていて
ようやく愛でることができました。
余香苑は造園家の中根金作氏によって設計され昭和40年に完成。
昭和の名園とも謳われています。
枯れ山水の庭園は、敷き砂の対比と石使いの調和で
「陽の庭」「陰の庭」と呼ばれています。
「陽の庭」と八重紅枝垂れ桜
「陰の庭」の敷き砂に積もった桜の花びらは、水面に浮かぶ花筏のようです。
優雅に枝垂れる紅枝垂れ
東屋越しに
枝垂れ桜を眺める。
つくばいと水琴窟
雨に濡れた馬酔木の花
大休院で
見事な枝垂れ桜を眺めながらお抹茶をいただきました。
退蔵院特製の茶菓と共に
「瓢鮎菓子」
お隣に座った女性の方とも
「きれいですね。。。」と見知らぬ一人旅同士
桜談義にも花が咲きます。。。
お茶をいただいてから
お互いに、よいお花見を・・・と云って別れて本堂へ向かいました。
本堂の方丈は
剣豪、宮本武蔵が精神修養をし修行に励んだそうです。
本堂が公開されていたので中を見学しました。
椿のしつらえ、素敵です。
落ち椿も
風情があって
苔の緑も鮮やかになってきました。
心に残る美しい枝垂れ桜。
雨のせいか、少し参拝客も少なめで
想った以上にゆっくりと愉しむことができました。
次は、お茶席でご一緒した女性に教えてもらった
妙心寺の塔頭寺院 桂春院へ向かいました。
by strawberryfield_b
| 2015-04-25 21:38
| 京都