京風 すき焼き
2015年 09月 06日
8月中旬にNHK BSプレミアムで
「京都人の密かな愉しみ 夏」という番組が放送されました。
今年のお正月に
「京都人の密かな愉しみ秋」が放送されて
京都の移りゆく四季とともに京都に住む人々の習慣や暮らしなど
京都以外に住む人々からは、理解し難いことを
恋愛ストーリー仕立てに
ドラマを交えて紹介するというもの。
秋編が非常に面白く個人的に嵌ってしまったので
夏編ももちろん見ました。
この番組の中で京都在住の料理研究家の大原千鶴さんが
京料理のコーナーで
京風すき焼きというメニューを紹介されていました。
大原さんは
「京料理は、あっさりなもんばかりと違います」と仰って
牛肉と万願寺唐辛子(甘唐辛子)、トマトのすきやきを
軽妙な京都弁のお喋りとともにお料理を紹介されていました。
牛肉を砂糖、醤油で味付けし
火が通ったら、万願寺唐辛子を入れて
味付け、最後に
湯むきをして櫛形に切ったトマトを入れてさっと煮込み
火が通ったら出来上がり。
簡単で美味しそう~
夏に「すきやき」はちょっと重いけど
トマトと万願寺唐辛子ならさっぱりといただけます。
さっそく8月中に1回作り
トマトが美味しい時季もそろそろ終わりに近づいてきたので
先日再び作りました。
夕食の写真は、暗くていつもイマイチなんですが。。。
雰囲気だけでも・・・(汗)
この日は、万願寺唐辛子が手に入らなかったので
ピーマンを使いました。
7月は、祇園祭に「鱧」を食べるので
大原千鶴さんが仰るには
祇園祭のことを鱧祭と京都の人は呼ぶそうです。
鱧は高騰し、なかなか7月中は庶民の口には入りませんが
8月になると
関東でも時々売られています。
8月地元のデパートで生の「鱧」が売っていたので
冷凍し
先日湯引きしていただきました。
今年の夏は、関西に帰省せず
鱧を食べていなかったので鱧料理は久しぶりで嬉しい。
ひと夏に一度はいただきたいなと思います。
関東で生の鱧が売っているなんて
ほんと嬉しいご時世です。。。
週末の夜ごはんは
ちょこっと京風にしてみました。。。
今回は、私が火傷で家事があまりできないので
息子が手伝ってくれました。
by strawberryfield_b
| 2015-09-06 22:44
| 料理