都の春 高桐院の新緑
2016年 04月 27日
長い間見ていただいた今年の京都の桜
桜の記事は前回の「常照皇寺②」で終わりですが、
常照皇寺の桜を観た後、
再び京都の市街に戻り
大徳寺の塔頭寺院を二か所廻りました。
大徳寺に入って驚いたことは、西欧の観光客が多く
東山のお寺界隈と違い、
禅について興味を持っている人がたくさんいることにも驚きました。
静かに座って瞑想したり、散策したりと
それぞれに禅寺の趣きや佇まいを体感しているようでした。
此のたびは、春の特別拝観で法堂が公開されているので見学しました。
その後、
禅の枯山水庭園で有名な大仙院へ
大仙院の庭園は国宝特別名勝です。
千利休と豊臣秀吉が蜜月の関係だった頃のお茶室もあり、
木々、岩、白砂で山、大河、海を表した枯山水庭園など
見どころがたくさんある寺院です。
大仙院は、カメラ撮影はNGなので水野克比古さんの写真集を買いました。
細川氏ゆかりの寺院です。
桜が終わりに近づく頃は、青もみじの芽吹きも始まります。
桜の時季は、空いているので
美しい新緑の参道を撮れると意気込んでいったら
残念なことに工事中でした。。。(涙)
苔の碧さが目に沁みます。。。
緑のグラデーションも趣きがあります。
南庭へ
楓を主とした木々、新緑が始まったばかり
紅葉の頃は、いかに人が入らずに
写真を撮るか四苦八苦しましたが
午後の時間帯でも、ほぼお庭の美しさを独り占めできる幸せ、かみしめました。
春の帰省、京都めぐりはこれで御終いです。
たくさんの場所で桜を愛でることができ
父親との京都のお花見も回を重ねて5年めになりました。
それぞれの場所に咲く桜との一期一会。
「ありがとう」の気持ちを込めて
また、来年も愛でることができますように。。。
年々、観光客が増えていく京都の街ですが
訪れるたびに、驚きや感動を得て
また、再訪できることを楽しみにしたいと思います。
by strawberryfield_b
| 2016-04-27 17:57
| 京都