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四季を感じる日々の暮らしを綴っていきます。大好きな京都、鎌倉、花、甘いもの、そして アンティーク。過去記事にもお気軽にコメントどうぞ。


by noyuri
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悲しい出来事  天国に召されたピーちゃん

今日のブログはちょっと重たい話です。
以前のブログにも書いたのですが、セキセイインコのピーちゃんが19日の明け方亡くなりました。
先週末からだんだん元気がなくなってきて覚悟はしていたのですが、水曜日、朝から
肩で息をするようになってエサもあまり食べなくなってしまいました。
その日は友人と美術館に行く予定にしていたのですが
今日そばにいてあげないと後悔すると思い朝友人に電話を入れて断りました。

骨折してからは止まり木で止まっているのもつらいようで
なるべく家にいる時は外に出して手に乗せたり、肩に乗せたりしてあげました。
白いイスがピーちゃんのお気に入りなんで好んで止まっていました。
でも見ていても苦しそうでその姿を見てまた泣いてしまった私。。。
「大丈夫?よくなってね。つらいよね。ごめんね。何にもしてあげられなくて」
もう涙が止まらなくてどうしようもなくなったとき、不自由な足を引きずりながらそばに近寄ってきて私のほっぺたに頭をすり寄せてスリスリしてくれるのです。
「ありがとう!ピーちゃん。しんどいのに慰めてくれるんだね。」と話しかけたら
私の涙を何回も飲んでくれるのです。
ますます涙が止まらなくなって声をあげて泣いてしまいました。
普段水はあまり飲まないのに、こんなしょっぱい涙を何回も、何回も・・・
このとき、ピーちゃんが私に何か言いたかったんだなと思いました。
そしてその日は、ずっと夜眠る前まで鳥かごには入れずパソコンする時も肩に乗せ、
洗いものするときも肩に乗せ、料理をするときだけは危ないのでカゴの中に入れました。

そして夜、元気な時はブランコの上で眠るのですが、2日前から弱って下に落ちてしまうので
下の止まり木に乗せようとしたら、上に上りたそうな仕草をしたので上に乗せてあげました。
1時間後、下に落ちてしまい、また止まり木に戻しておやすみといって
布をかけて私のふとんのよこに鳥カゴを置きました。
12時半過ぎ私が寝る時少し布をあげて様子を見たら止まり木にちゃんと止まっていたので一安心。私に気づいて暗いのにまた足を引きずって近寄ってきました。
私は、「ピーちゃん、無理しなくていいよ。おやすみ。また明日ね」と声をかけてそのまま寝ました。

そして4時ごろ突然ギギギーというすごい鳴き声がしてたのであわてて飛び起きて鳥かごを見ました。
ブランコにもいない、止まり木にもいない、どこに行ったのぴーちゃん、ふと下の新聞紙の上を見たら、ちょうど鳴いて息絶えたところでした。
最後の鳴き声、そのひと鳴きは、きっと最後の挨拶だったのでしょうね。
まだ暖かいピーちゃんをしばらく手に乗せていましたが、だんだんぬくもりがなくなっていくと
悲しみが増してきて涙が止め処なく流れ出てきました。

朝になって、主人や息子たちにその話をしてみんなで悲しみ。
こんな20cm足らずの小鳥だったけど家族のみんなの支えだったんだなとピーちゃんに改めて感謝しました。
こどもたちも手がかからなくなって初めて飼ったペットだったので私にとっては子供のようなもの。メスなのでちょっと気がきついところがあったけどでもかけがえないのない存在。

出かけて家に帰ってきたときはピーちゃんが必ず迎えてくれる、下手だけど少しおしゃべりもする。
さんまのテレビをつけてよく家族が笑うので日曜のからくりテレビはいつも家族と同じタイミングで笑っていました。
まるで言葉がわかってたかのように。。。。
電子音が好きでテレビコマーシャルにもよく反応して好きなCMになると必ずさえずっていました。
毎晩夜にエサをかえる時いつも「ありがとう!」というようにチョコンとくちばしで私の指を軽くつついてくれました。
思い出を書けばいくらでもあります。

こうしていなくなってしまって私の日常、いつもピーちゃんと一緒でした。
洗濯を干す時も鳥かごの横を通るとちょっとびくっとしたり、花の水遣りのじょうろは何故かこわくて警戒していました。
大きな鳥に見えるのかしら。。。
料理をしててもキッチンのカウンターの窓から姿が見え、リビングのソファ、ダイニングチェアにすわってもいつも何気なくピーちゃんのことを見てた。
でも今は、主がいない鳥カゴをポツンとある。。。
そしてまた悲しくなってしまう。。。
肩にまだピーちゃんがいる感触が残っている。。。洋服を引っ張られるような感覚、そして髪の毛をつついてくれるこそばゆい感覚。


昨日長男と一緒にホームセンターでお墓用に木で出来た鉢と腐葉土を買ってきました。
学校に行っている次男もお昼すぎには帰るというので帰るのを待って、三人揃ってから
最後のお別れをしました。
土の中には、いい香りのポプリとベランダで咲いているお花を少し切っていれました。
近所のお友達からもピーちゃんにとお花をいただき、少し入れてあげました。
私の手紙、大好きだったボレー粉、よくつついて遊んでいた塩土、などなど。
最後に何回もほお擦りをして「ありがとう」と言ってお別れしました。
最後に土をかぶせてから息子のお気に入りのインドの御香をつけてあげました。

お墓は、ピーちゃんが生前いたリビングの窓側のベランダ。
家の中と外入れ替わっただけでいつも見ていた景色と一緒。
外の鳥のさえずりも聞こえるし、家族の気配も感じられます。

息子と三人でいいお墓になってよかったねと言いました。

長々と書いてしまいました。

とても重い話になってごめんなさい。
でも全てをさらけだすことによって自分の気持ちも少し整理したかったし
くよくよせずに前に進まなきゃと思ったので。

今日は、10年ぶりのなつかしい方々に再会して感激の一日でした。
インテリア誌を見ながら昔の思い出話をしました。
私のインテリアに目覚めた一歩を踏み出した時かかわってくださった方々です。

そして明日は楽しみにしているイベントがあります。
外に出かけて少し気分を変えてこようかなと思っています。
ステキなみなさんとの出会いが楽しみ、とてもワクワクしています。

↓のコメントのお返事、もうしばらく待ってくださいね。
元気になったら少しずつ書いていきます。

長々とした話につきあってくださってありがとうございました。
by strawberryfield_b | 2007-07-21 16:09 | 日々