先週末、産直のお店で椿を買いました。
たくさん蕾をつけていたのですが
ほとんどの蕾は咲かずに落ちて
唯一一輪咲いてくれました。
和菓子屋さんには、美しい椿の和菓子が並んでいました。
その美しさに感動し、ならまちにある麻のお店で
麻で作られた造花の椿を買って帰りました。
東大寺の修二会、お水取りの時に
用いられる糊こぼしと云われる造花の椿。
毎年2月末になると椿の造花を飾り
奈良へと想いを馳せています。
先週、買った時はまだ蕾のままだったので
糊こぼしの椿の造花をちょこんと乗せてみました。。。
(意外と本物のように見えるかも)
3月、お水取りの行事が終わると近畿地方にも
本格的な春がやってくると云われています。
こちらの和紙の絵葉書は、
修二会の行事で使われる
糊こぼしの椿を作る際に使われる染料を使って作られた
京都の染司「よしおか」のもの。
奈良のブロガーさんたちの修二会や椿の和菓子の写真を拝見しながら
私もほんの少し気分を味わっています。。。
参考までに以前の記事ですが
糊こぼしについて書いてます。
先週末の夕食は
分けとく山のお料理本を参考に
まぐろの赤身を使って椿のお皿
長いもを蝶々や鳥の型抜きであしらい
菜の花やサーモン、ミモザ、芽キャベツで
春のサラダを作りました。
残りの一品は、蕪と鶏肉団子の煮物、
片栗粉でとろみをつけました。
柚子の香りが爽やかです。
桜前線、桜の開花予報も発表されて
いよいよ来週半ばから暖かくなりますが、
その前に、椿の美しさ、潔さの魅力を味わいたいです。
参考までに以前の記事
京都の椿が美しいお寺